松坂星奈著書「帰る家のないどうぶつたち」のちいちゃんが永眠・・・・

松坂星奈著書「帰る家のないどうぶつたち」のちいちゃんが永眠・・・・

私のもうひとつの名前

「松坂星奈」の著書「帰る家のないどうぶつたち」Photo

この本の取材に協力をしてくださいました

戸川さんご家族の愛犬「ちいちゃん」が天国に旅立ちました。

ちいちゃんは、7歳のときまで劣悪多頭飼育場で飼育されていました。

ある日、交通事故で足を骨折しましたが、

治療されることなく痛みに耐え、そのまま多頭飼育場での生活を強いられいたのです。

それを知ったボランティア団体「ちばわん」さんが、2007年に保護。

手術、治療をした上で里親の戸川さんご夫婦に譲渡。

しかし、ちいは、恐怖と不安の中で生活をしていたため、

人に対して、かたくなに心を閉じていました。

戸川さんは、長い時間をかけて、ちいの心を少しずつ少しずつ開いていったのです。

そして、戸川さんご夫婦に、赤ちゃんが誕生するころには、

その愛情に応えるようになっていきました。

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私がお伺いしたころには、赤ちゃんがちいに親しみをこめて

身体や尻尾を触っても何をしても怒らず、されるがままにしていました。

そのちいの表情はとっても優しく、赤ちゃんを見守っているかのようです。

戸川家に溶け込み、家族の一員として、幸せに暮らしているように見えたのでした。

 

先日、戸川さんから、ちいの訃報のご連絡を頂いたときには、大変驚きました。

本の取材以外でも、ちいちゃんに会いにいくため、ご自宅にお伺いしたこともありました。

とっても愛くるしい表情をする子でした。とっても惹かれる子でした。

私が、ドッグトレーナーになってから、一度、品川のいぬ親会で、戸川さんと再会する機会があり、ちいちゃんの話が聞けて、大変嬉しかったのが、つい最近のことのようです。

そんな戸川さんからのコメントの一部をご紹介します。

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ちいは一年前に首の辺りのしこりが再発してガンであることがわかりました。 今年の6月に心臓も悪くしました。

最後の数日は鼻から管を入れての栄養でした。

前日の晩に寝室に運びみんなで休みました。

翌朝にはもう息をしていませんでした。

苦しんだ様子もなくいつものように寝ているようでした。

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私たち人間は、不幸な犬たちを救う力を持っています。

劣悪な環境にいる犬たちを、

そして捨てられてしまった犬たちを保護し、守り、

1頭でも多く、幸せになるための手助けをする力を持っています。

どうか、このブログを読んでくださったあなた。

不幸な子たちが、1頭でも救われるよう、手助けをしてください。

私からの切なるお願いです。