映画「黒馬物語」「戦火の馬」に通じる、人間の残酷さ、動物の悲しさ
昨日のブログで
「動物の 幸、不幸は、飼い主で決まる」
というお話しをしましたが、
それを書いた理由は、
「BLACK BEAUTY 黒馬物語」を観て、
強く感じたことがあるからです。
この
「BLACK BEAUTY 黒馬物語」は、
「戦火の馬」という映画に通じる
人間の残酷さ、
動物の悲しさがあります。
戦火の馬は、戦争を通じて、馬がどう人と関わり生きていくかですが、
黒馬物語は、日常の中で、馬がどう人と関わり生きていくかを描いています。
映画「戦火の馬」は、劇場に観にいきました。
「黒馬物語、ブラックビューティー」は、自宅でDVDで観ました。
どちらも、動物(馬)が主人公で、
馬の感情が赤裸々に描かれています。
内容は、
馬が生を受けてこの世に誕生。
何も知らずに、先のこともわからずに、
生きていかねばならない現実。
馬生の節目節目で、様々な人間と関わりあいます。
主人公の馬を大切に思ってくれる人、
大切に思っていても大切にしてあげれない現実。
馬を単なる物みたいに扱う人。
残酷なことをされても生きていかねばならない現実。
物語の最後には、どちらの映画とも、
最愛の人に会えて、人生の終わりを平穏に生きていけますが、
そこにたどり着くまでの辛さ、悲しさは、
観ていて耐えられないくらいです。
黒馬物語も戦火の馬も、
主人公の馬に、大親友がいます。
途中、人間にひどい扱いを受けて亡くなりますが、
このシーンは、一番辛いです。
この二つの物語に描かれている
動物が、飼い主である人間たちよって翻弄し、
苦痛や幸福を味わっていく・・
この現実、ペットたちにも、共通していることです。
飼い主が、悪い環境で動物を飼っている。
虐待し続けている。
それをされている動物は、不幸です。
なんのために生まれてきてのでしょう。
逆に、良い環境で、家族の一員として可愛がられている。
この子は、幸福です。
あなたが、家族の一員として、動物を迎えることがあるならば、
その子の命が果てるまで、一緒にいてあげて、
溢れんばかりの愛情を注いであげてください。
私からのお願いです。
乗馬倶楽部にいる子たちも、
自分で、行き先(運命)を決められません。
人間に委ねられています。
いつ、いなくなるか・・。
今、関わっている子たちを
いっぱいいっぱい愛してあげて、
精一杯可愛がってあげたいです。
って、そういうことで、馬房にいる馬たち全員に
声をかけて「おやつ」あげるため、
倶楽部に持参する「おやつ」が、
いつも3キロにもなってしまうのですよね。
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